シービスケット

やはり動物には敵わないと思う。馬ってなんてきれいで可愛いんだろう。人生の辛酸をなめていた3人の男が1頭のサラブレットに出会いアメリカンドリームを成し遂げる話なのだが、馬の不遇な生い立ちも盛り込まれていて更に惹きこまれた。ほんとに馬の性格が可愛いんだよね。ひなたでゴロゴロ寝てばかりで「怠け者」だったり、優しかったのに不遇にグレて気性が荒くなったりして。小さな馬と大きな騎手という組み合わせも面白かった。レースシーンは美しいし、騎手同士の馬上でのやり取り(喧嘩)がすごい。競馬ってこんなに激しい競技だったの?って感じだった。「一度や二度のつまずきは、だれにでもある」。全体を通して涙が出そうで困った。