ハードラックヒーロー

初回限定版盤を買った。本編を見た感想は「すごいなーSABU監督」って感じだが、何度も繰り返し見ようという気にはならなかった。それぞれのストーリーが短いので、人物に思い入れる暇がないからかもしれない。
しかし6人を主役にするという挑戦状を受けて立ったSABU監督は尊敬する。案外おちゃめな性格も好印象だ。コスミックレスキューの監督といい良い監督に恵まれているように思う。アイドルを起用することに違和感を感じず俺は俺な作品作りが出来るし、メンバーそれぞれの性格もじっくり観察することも出来る。表に出て自己主張することも楽しそうだし。
森田剛三宅健のストーリーはこれからも何度か見るだろう。チャプターで見たい場面だけ選べるって便利だなあ。試写会後の感想が森田&三宅のストーリーが短かったと言われていたが、そうは感じなかった。男同士のベタベタしないが深く繋がっていそうな親友感がいい。素の2人の関係を見ているだけに微笑ましく感じてしまう。笑っていいとも!タモリが「男の遺伝子の半分は女だから男は中途半端な生き物。だから男はみんなホモ的要素を持っている」と言っていた。確かに男同士の友情って女にはよく理解出来ないものがある。女同士の友情より熱い感じが羨ましい。半分女だから男に惚れるのだろう。まあそういう男達を見ていて楽しめる女ってのもいいけどね。